家電リサイクル法の具体的な仕組み・役割

ではこの「家電リサイクル法」とは具体的のどのような商品が対象で実際どういう仕組みになっているのか説明します。

エコポイント制度の仕組みを知る上で非常に重要な意味合いのあるこの「家電リサイクル法」ですが、それぞれ分担した役割負担(義務)が存在しています。
エコポイント商品を購入することは消費電力の低下によるCO2削減にもつながり、エコロジーへの参加という点では貢献しているといえます。

しかしそれだけでは「エコのサイクル」となるわけではないのです。
その購入した商品(エコ家電)を再利用する段階まで来て初めて家電におけるエコ活動の完成形といえるわけですね。エコ商品を購入し、消費電力を押さえて使う。たとえばエアコンの設定温度を上昇させるなどの消費者側の試みも意識的に実践できるよい機会です。せっかくエコポイントの対象商品を購入したのだから、自分もエコかつどうに参加してみよう!という考えは以前よりも高まった方も多いかと思います。
そしてその商品購入の際、不要になった家電製品の廃棄について「リサイクル料金」を消費者が負担し、企業のリサイクル経費を負担し、またはその開発にも大きく貢献できるといった仕組みです。

具体的には指定家電(冷蔵庫、エアコン、洗濯機、テレビなど)の不要になったものを販売店や企業側に引き取ってもらい、その企業がメーカー指定の引き取り場所へ引き渡します。そして家電を改修の後、リサイクル処理施設にて再生された商品が生まれるというものです。

このリサイクル料金の内訳はこれら移動やリサイクル経費に相当します。リサイクル料金を払う義務だけ負っていては消費者も納得がいきませんよね。そこで、自分が支払ったリサイクル料金がきちんと有効活用されるかを確認できるシステムを構築する義務を企業側は担っています。
メーカーから受領を確認された管理票を3年間保存し、消費者が必要なときに閲覧可能な状態にしていくことや、管理票番号より、企業に問い合わせをすることが可能であったり、インターネットなどで追跡調査をすることが出来るなど、それぞれの負担を分担することで公平に行われるという画期的な仕組みになっています。

エコポイント制度の導入の数年前に施行されたこの「家電リサイクル法」。何の気なしに決められるまま、支払っていた方も少なくないと思います。
不要のものにお金がかかることへの抵抗感もあったかもしれません。
しかしこの制度の施行は「エコポイント制度」の実施により、より現実味を帯びているのと同様、支持されてきているのも確かです。また地球環境の悪化や限りある資源の有効活用の本当の意味を知る「賢い消費者」となる一端を担っているといえるのではないでしょうか?